エンプロイイとエンプロイヤーとプロレス
はーい、今日はサンデー!
でも、もう夜なので明日のイヤイヤ病が出てくるころです。
明日からまた1週間仕事やー!いややー!
と言う具合です。
でもね、はっきり言って仕事行きたくないいややー!ってのは幸せな証拠なのです。
仕事が無いときのあのストレスを考えるとどうでしょうか?
就職活動をしていてなかなか決まらない時のあの落ち着かない毎日に比べると幸せなもんです。
でも、人間と言うのは一旦落ち着いてしまうとその時の気持ちを忘れがちですよね。
就職決まったときのあの安堵感、あの幸福感をすっかり忘れてしまい、気持ちが澱んで贅沢を言い出すのです。
あの時のエッジを歩く不安定さを考えるとありがたいことじゃぁないですか。
でも、初心忘れるのがこれまた人間の悪いクセなんですね。
まぁ、仕方ないっちゃ仕方ないけどな。
自分で事業をしていると、これと全く反対の考えになるんですよね。
もちろん、中には仕事行くのいややー!になってる人もいるかもしれませんが、基本的にそっちのベクトルで考える事がない。
そりゃそうですよ、翌日の段取りやら予定やらの整理もそうやし、仕事の進め方やスタッフの事もいろいろと考えているので明日から仕事いややなんてこと考える隙がないのです。
雇う側と雇われ側
これ、全く正反対です。
全く逆の考え方なので、基本的に交わるところはありません。
悲しいけど、これが現実。
仲間だとかチームだとか言って一体感があったとしても、最終的な部分が正反対なので考え方が異なるのは当然です。
キーワードは「お金」でしょう。
金の切れ目が縁の切れ目とはよく言ったものです。
お金払う側ともらう側
お金貸す側と借りる側
お金落とす側と拾う側
全く正反対です。
もちろん、中には経営者目線で考えれる人もいるでしょうが、最終的にはお金によって意見が分かれるのは当たり前のこと。
だから思うのです。
私はどちらも経験しているので、どちらの考え方もよくわかる。
雇い主の立場からすると、仕事を1から教えて給料払うんですよね。
普通、教えてもらうにはお金払うもんです。
そりゃ、即戦力を求めたくなる気持ち解ります。
仕事教えて覚えてきたと思ったら辞めるとかどないなっとんねん!とか思う事もあります。
仕事を覚えれて、それに付随する事も身につけさせてもらってお金までもらえる。
こりゃありがたい。
中には、そこまでしてもらっておきながら仕事や会社にブーブー文句垂れる者がおるわけです。
ま、これは言語道断ですわな。
もう少し人生苦労しなさいということです。
控えめに考えてもありがたい話じゃないですか?
だから思うのです、お金もらって勉強してスキルアップができるんやからしっかり頑張ってねと。
逆に、自分が雇われる側になったとき、これを凄く実感したのです。
お給料頂いて、しっかり仕事を覚え勉強できる環境があってありがたいなと。
やっぱり、給料があって生活が守られている状態なので、お金の事を考えずに一生懸命に取り組める訳です。
その仕事の時間中は、その与えられた仕事に関わる事をいくらでも調べたりして勉強ができる。
それが成果となって会社にプラスとなりメリットを生み出せるということです。
それにどっぷり時間を使って仕事ができるありがたみもあるし、普通にそれでスキルアップにもなる。
がんばってやっていれば「全部自分の為」になるわけですよね。
お金もらって勉強させてもらって自分の力になる。
なんですかこの最高な状態。
やっぱり自分がスタッフに言ってきた事は間違ってなかったね。
もしかしたら「うっせーなおっさん!」とか思う者もおったかもしれんけど、そんなの関係ない。
ほんとのことやもんね。
普通に感謝です。
これが結果的にキャリアアップに繋がるでしょうし、そうなればやっぱりメリット大きいという事です。
なんでもそうやけど、やるからには一生懸命努力を惜しまずがんばれよと言うこと。
近頃なんか「がんばれ」という言葉がタブーっぽくなってるらしいけど、がんばれはがんばれやろ。
がんばれと言われて落込む意味がわからん。
がんばれと言われても、無理しろとは言ってないので自分のできる範囲で最善を尽くせということの何が悪いのか解らん。
精神疾患状態の気持ちもわかるからあえて言うけど、自分のペースでいいのよ。
その中でしっかりやってれば見てる人は必ずいてるということ。
努力は報われるかどうかわからん。
でも、努力した事実は残るし、その結果得たものは確実に自分のものになる。
めっちゃええやん。
坊主丸儲け。
生まれてきただけで丸儲けと言った芸人さんがおりますが、その通りでしょう。
エンプロイイとエンプロイヤー、見た目にてるけど全く違う世界。
理解できなくて当たり前なんやから、まずは自分のためにがんばればよろしいのです。
人は人に認められたいし褒められたい生き物なんやから、自分の為にと思いながらであっても仕事に対して一生懸命しているならば、結果的に会社の為になるように動いてるはずなのです。
疲れるんやから別に真剣勝負ばっかりせんでもええねん、長く闘って行かなあかんねんから指示通りに一生懸命練習やって実力つけてだいたい8割の力で闘うねん。
残り2割は演出と運やん。
心配ない、人生はプロレスや。
ある程度気楽に行けばよろしい。
あぁ、明日マンデーかー!
なんでもんでーと書いてまんでーなんやー!
今日は疲れたわ。
週末三連休なにしよ。
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編集プロレス ファン編集部
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著大槻 ケンヂ, 山口 敏太郎
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