良い子悪い子普通の子!
はい、お盆!オジーオズボーン!
ま、オジンオズボーンは関係ないねんけどな。
オジンオズボーンちゃうわ、オジーオズボーンや。
なんか、どっちが本家か分からんようになる。
オジンと言われるのと、おやじと言われるのと、じじいと言われるのと、おっさんと言われるのと、おっちゃんと言われるの。
どれがどないやねん!?
おそらく、関西圏でない人にはこれらの違いが解らんのとちゃうかな。
中でもじじいは論外やろ。
なんや「じじい」って。
じじいっておじいさんやん。
じじいやでじじい。
40代でじじいなんて言われたら自殺もんやろ。
まず、オジンはおじさんの略と思えばまぁ納得できないでもない。
おやじもある意味「父」的な要素があるので問題ないと思える。
いわゆる極道もんで「おやじ!」と言うとおやっさんこと組長なんやろし、一家では父親のことをそう呼ぶ人もいるわけです。
ここまでは大体理解できる範囲でしょ?
でも次は難しいよね。
所謂「おっさん」と「おっちゃん」やな。
これ不思議なもんで、その状況によってどっちもどっちのニュアンスによって受入れ難い易いがあるんですわ。
例えば、まず「おっさん」から行きましょう。
おっさんってのは「さん」付けなんですね。
普通に日本語的には敬称に値する感じ位でしょ?
おっ「さん」やねんから。
基本は「おとうさん」の「とう」が詰まった感じやろな。
んで、この「さん」付けやけど、「さん」やのに意外に呼ぶ時はかなり格下的な要素が強くなる不思議感があるねんな。
勢いつけて言うことでかなり敵対的な聞こえ方になる不思議。
これなんでなんやろね?
例えば「コラ!おっさん!何しとんねん!!いてまうぞ!」って言われたとすると、さん付けなのにもの凄く偉そうに言われてる気がするでしょ?
かなり見下ろした感じの言い方に聞こえるのです。
だから、こう言われるとかなり角が立ってムカつくのです。
でも、これが「おっちゃん」ならどうでしょう。
おっちゃんの原型は、おそらく「おとうちゃん」であって、同じく「とう」が詰まった形。
再現すると「コラ!おっちゃん!何しとんねん!!いてまうぞ!」ってなる。
かわいいやん♥
なんか切れられてるけどそんなにムカつかん。
やっぱり「ちゃん」付け最強やな。
でも、東京に行って、飲食店で「ちょっと、おねぇちゃん!!」とか呼ぶと引かれるやんか。
でも「ちょっと、おねえさん!」というとそうでもない。
そうか…
ちゃんとさんとの受取る違いは関東と関西で変るんやな。
いま書いてて気付いた。
どっちでもええか。
どっちにしても「おい、じじい!」と言われることを考えるとどっちでもええ。
じじいはないやろじじいわ。
40代でじじいなんて言われた日には「殺」の字がまぶたの奥深いところからじわじわ前面に押し寄せてくる怖さがあるわな。
そう、そこは正におっさんのデリケートゾーン!
地味にナイーブでセンシティブな年頃なんだから、その辺りの年頃の人にはじじいなんて言っちゃダメ!
第二次思春期で敏感なお年頃なんやからグレよるで!
おれは普通の子やしグレへんけどな。
ナー!
はい、なつかしい。